動物生殖学ユニット

動物生殖学ユニット  病気は動物の生産を阻害するだけではなく、生産を継続するための繁殖の効率も低下させます。
 生産動物の病気は多くの環境要因が積み重なり、その悪い結果として現れたものです。
 生産を支えるためには、動物を健康に飼うことがとても大切です。生産現場を理解して生産現場で役に立つ取り組みと研究を行っています。
 動物生殖学ユニットでは、獣医師国家試験出題基準に基づく雌動物の性成熟に伴う内分泌作用、交配・受精・着床、妊娠経過、分娩などの生理的な変化と生殖工学に関する基本的な手法について習得する。
 つぎに、雌動物の繁殖障害、妊娠期・分娩期・周産期の異常に係る原因、主要症候、検査と診断法、治療法、予後判定、防除対策などを理論と臨床例から学び、それらの手技を実習で理解する。
 また、雄動物の繁殖障害についても原因、主要症候、検査と診断法、治療法、予後判定、防除対策などを習得し、実習では人工腟横取り法で採取した精液の性状検査を行なう。

研究者プロフィール

氏名 動物生殖学ユニット なかだけん
中田健
教授
担当科目 病院実習専修コース 生産動物医療アドバンスコース 衛生・環境学基礎実験 衛生・環境学実習 衛生・環境学演習 I 衛生・環境学特論 II 動物生殖疾病学 動物生殖学実習 ハードヘルス学 予防衛生学実習C 予防衛生学実習D 衛生・環境学演習 II 生産管理学 衛生・環境学特論 I 統合獣医学 動物生殖機能学
プロフィール ハードヘルス(Herd Health)は聞きなれない言葉ですが、ハード(Herd)とは動物の群れを意味し、ヘルス(Health)は健康を意味します。一言でいうと、動物たちの健康を守る活動をする教室です。
食物の生産にかかわる牛、豚、鶏などは、群で飼われており、人が作り上げた環境の中で生活しています。動物たちにとって、生活している環境に小さな問題が生じ、それらが積み重なり蓄積していくと、季節の変わり目や生理的に体力が落ちた時に病気になってしまいます。1頭1頭の病気を治すことから、さらに1歩進んで、動物群全体の健康を増進するための動物群の診断、動物群の健康管理を行います。動物たちが健康でいると、たくさん餌を食べて、たくさんの生産物を作ってくれます。
その結果、生産者は安心して生産物を作ることができ、その生産物も健全な食品となります。
そして、それらを消費するわれわれ消費者に安全で安心な食品を提供することにつながります。
その他(所属・受賞) 準備中
氏名 動物生殖学ユニット もりよしまさはる
森好政晴
准教授
担当科目 病院実習専修コース 生産動物医療アドバンスコース 附属動物病院実習 動物生殖学実習 健土健民入門実習 生産動物医療クリニカルローテーション 動物生殖工学 動物形態機能学D 動物生殖学
プロフィール 私はこれまでたくさんの動物の命の誕生の現場をみてきました。犬、猫などの伴侶動物も、豚、牛、馬などの生産動物も、母親はみんな命がけで子を生みます。獣医師としてじっと見守ることもあります。必要と判断すれば手助けもします。無事に生まれることだけに集中するのです。分娩は何度立ち会っても、どんな動物であっても、無事に子が生まれた瞬間大きな喜びと感動を与えてくれます。獣医師であってよかったなと思う時でもあります。
日常は学生たちと大学近郊の牧場へ往診に出かけ、多くの動物を学生たちといっしょに診ています。主に牛と豚の定期繁殖検診、牛の過剰排卵処置、胚回収および胚移植などを担当しています。
その他(所属・受賞) 準備中

研究データ

氏名 動物生殖学ユニット なかだけん
中田健
教授
研究テーマ 1.牛群健康管理のための指標作成に関する研究

牛は広い空間で飼育されるため、その地域の気候、環境などが生産に大きく影響します。そのため、地域を一つのまとまりと考えて、牛が健康に飼われているのか評価するための基準値を地域単位で作成する研究を行っています。

2.牛群の疾病制御に関する研究

牛に適した環境を与えることができれば、牛は健康に生活ができ、病気にかかりづらくなります。牛は飼われている環境に満足しているのか。牛を定期的に調査することで評価する基準を作っています。
研究実績 How to improve reproductive efficacy from now in Japan? Find out the factors of late lactation to predict postpartum reproductive diseases. Nakada, K.

共著 J. Reprod. Dev. 52:177-183. 2006.

酪農場の生産性の分析による適正牛群評価法の検討~乳検データからのアプローチ~、松岡みづほ、中田健、及川伸

共著 酪農学園大学紀要 34(2):185-196 2010


Cow Signals

共著 乳牛の健康管理のための実践ガイド(日本語版) Jan Hulsen著、中田健 翻訳、デーリィマン社.2008 
氏名 動物生殖学ユニット もりよしまさはる
森好政晴
准教授
研究テーマ 1.生殖工学技術による不妊症牛の治療法の開発に関する研究
一般的な臨床検査では卵巣や子宮に異常が認められないにもかかわらず、何度人工授精しても妊娠しない牛の子宮に、他の牛から回収した胚(受精卵)を移植して妊娠させる不妊治療の研究を行っている。

2.生産動物の繁殖管理における内分泌検査の利用に関する研究
繁殖用の雌豚から、血液よりはるかに採取の容易な唾液や糞を材料として、含まれる性ホルモンを分析して、不妊症の診断や妊娠診断などに利用する研究を行っている。
研究実績 1.糞中プロジェステロン濃度の推移から推定した交配適期におけるメキシカンヘアレスピッグの人工授精による受胎成績.
筒井真理子, 森好政晴, 牛尾由香理, 竹下剛, 寺井禎貴.
日本獣医師会雑誌 61(8) 630-633.2008

2.Early pregnancy diagnosis in the sow by fecal gestagen measurement using a bovine milk progesterone qualitative test EIA kit.
Moriyoshi,M., Nozoki,K., Ohtaki,T., Nakada,K. and Nakao,T.
J. Reprod. Dev. 43(4) 345-350.1997

3.Measurement of gestagen concentration in feces using a bovine milk progesterone quantitative test EIA kit and its application to early pregnancy diagnosis in the sow.
Moriyoshi,M., Nozoki,K., Ohtaki,T., Nakada,K., Nakao,T. and Kawata,K.
J. Vet. Med. Sci. 59(8) 695-701.1997

研究室だより

病気は動物の生産を阻害するだけではなく、生産を継続するための繁殖の効率も低下させます。
生産動物の病気は多くの環境要因が積み重なり、その悪い結果として現れたものです。
生産を支えるためには、動物を健康に飼うことがとても大切です。生産現場を理解して生産現場で役に立つ取り組みと研究を行っています。

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修士・卒業論文発表

準備中

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