人獣共通感染症学ユニット

人獣共通感染症学ユニット 近年、BSEや鳥インフルエンザあるいは食品偽装事件など、獣医公衆衛生学の一分野である人獣共通感染症や食品衛生に関する問題が社会問題として大きくクローズアップされました。今後も、食品の安全や人獣共通感染症に対する取り組みは我々国民の健康な生活の維持・向上の為に欠かすことは出来ません。 人獣共通感染症学ユニットはこうした現代社会のニーズを踏まえ、獣医公衆衛生学領域の教育充実を目指して食品衛生学ユニットとともに2008年に発足しました。 当ユニットでは主にQ熱コクシエラなどの人獣共通感染症原因細菌を対象に、国内はもちろん海外における疫学調査を行っています。人獣共通感染症学ユニットは文字通りゼロからのスタートで歴史も浅く、全てが「これから」のユニットです。 当ユニットではフロンティアスピリットを胸に、自らの手でユニットを作り上げていける人材を求めています。

研究者プロフィール

氏名 人獣共通感染症学ユニット むらまつやすかず
村松康和
教授
担当科目 衛生・環境学基礎実験 衛生・環境学実習 衛生・環境学演習 I 衛生・環境学特論 II 人獣共通感染症学B 衛生・環境学演習 II 環境衛生学・毒性学実習 衛生・環境学特論 I 食の安全・安心の科学 人獣共通感染症学A
プロフィール 愛知県出身、というと多くの方々が「名古屋」を連想されます。地元の人間以外にとってはどうでもいい話ですが、名古屋市は昔で言えば尾張の国。私は旧・三河の国の東側、豊橋市の出身です。
岐阜大学大学院連合獣医学研究科2年在籍中の夏に、酪農学園大学獣医公衆衛生学教室の助手として着任しました。以来、宿主細胞内に寄生し増殖するちょっと変わった細菌、コクシエラが引き起こす人獣共通感染症Q熱の疫学的研究を続けています。また、新たにカプノサイトファーガ属菌に関する調査も始めました。当ユニットに所属する学生の皆さんとともに、これらの調査・研究課題に取り組みつつ、ユニットの充実を目指し、一歩一歩地道に前進を続けています。
人獣共通感染症学ユニットでは、学生の皆さんが日頃の学習や研究活動を通じて、様々な問題と向き合いながら問題解決能力とコミュニケーション能力を向上させ、より良い社会性を身に付けることを願って止みません。
その他(所属・受賞) 準備中
氏名 人獣共通感染症学ユニット うちだれお
内田玲麻
助教
担当科目 衛生・環境学基礎実験 衛生・環境学実習 衛生・環境学演習 I 衛生・環境学特論 II 衛生・環境学演習 II 基礎演習 I 獣医疫学実習 衛生・環境学特論 I
プロフィール 私は2011年に本学獣医学科を卒業し、長崎大学、熱帯医学研究所において、デングウイルス、日本脳炎ウイルスといった節足動物媒介性ウイルスの研究に従事してまいりました。2015年4月より、大学当時所属していました人獣共通感染症学ユニットにポジションをいただき、現在は、節足動物媒介性ウイルスに対する野生動物の血清・分子疫学調査を行っております。
蚊やダニにより媒介される、デング熱や重症熱性血小板減少症候群は日本国内外を問わず、近年、公衆衛生学上大きな問題となるウイルス性の人獣共通感染症です。私はこうした節足動物媒介性の人獣共通感染症に対し、獣医学の視点から感染環の理解や感染予防に貢献していきたいと考えています。

連絡先
Tel: 011-388-4828
E-mail: uchidaleo@rakuno.ac.jp
その他(所属・受賞) 準備中

研究データ

氏名 人獣共通感染症学ユニット むらまつやすかず
村松康和
教授
研究テーマ 1.Q熱の疫学調査

Q熱はヒトにインフルエンザ様症状を示す病気で、時に心内膜炎など重篤化することがあります。特にウシ、ヒツジ、ネコがヒトへの重要な感染源となるため、ヒトやこれら動物のQ熱病原体汚染調査を行っています。

2.カプノサイトファーガ属菌の疫学調査

耳慣れない名前の細菌だと思いますが、実はイヌやネコの多くがこの細菌の保菌動物です。人に感染した場合、重篤な症状を引き起こすことがあります。2011年から、この細菌の汚染状況を調べ始めました。
研究実績 Frequencies of PRNP gene polymorphisms in Vietnamese dairy cattle for potential association with BSE. Muramatsu, Y., Sakemi, Y., Horiuchi, M., Ogawa, T., Suzuki, K., Kanameda, M., Hanh, T. T., and Tamura, Y.

共著 Zoonoses and Public Health 55(5):267-273, 2008

Seroepidemiologic survey of Coxiella burnetii and attempt to detect coxiella DNA in aged non-laying chickens in a Prefecture of Japan where poultry farming prospers. Muramatsu, Y., Hukuta K., Satoh, S., Muramatsu, M., Nishimura, M., Nagahata, H., Ueno, H., Morita, C. and Tamura, Y.

共著 Journal of Veterinary Medical Science 68(9):1007-1008, 2006


Ehrlichia ruminantium, Sudan. Muramatsu, Y., Ukegawa, S, Hussein, A.R.M.E., Rahman, M.B.A., Gabbar, K.M.A.A., Chitambo, A.M., Komiya, T., Mwase, E.T., Morita, C. and Tamura, Y.

共著 Emerging Infectious Diseases 11(11): 1792-1793, 2005
氏名 人獣共通感染症学ユニット うちだれお
内田玲麻
助教
研究テーマ 節足動物媒介性ウイルスの分子生物学的、血清学的研究
研究実績 2015/04/28, Delayed interferon response differentiates replication of West Nile virus and Japanese encephalitis virus in human neuroblastoma and glioblastoma cells, Takamatsu Y, Uchida L, Morita K, The Journal of general virology, 10.1099/vir.0.000168

2014/12/10, The dengue virus conceals double-stranded RNA in the intracellular membrane to escape from an interferon response, Uchida L, Espada-Murao LA, Takamatsu Y, Okamoto K, Hayasaka D, Yu F, Nabeshima T, Buerano CC, Morita K, 4, 1-10, Scientific reports, 10.1038/srep07395

2014/07/, Genetic diversity in the prion protein gene (PRNP) of domestic cattle and water buffaloes in Vietnam, Indonesia and Thailand, Uchida L, Heriyanto A, Thongchai C, Hanh TT, Horiuchi M, Ishihara K, Tamura Y, Muramatsu Y, 76, 7, 1001-1008, The Journal of veterinary medical science / the Japanese Society of Veterinary Science

2014/06/, Tanay virus, a new species of virus isolated from mosquitoes in the Philippines, Nabeshima T, Inoue S, Okamoto K, Posadas-Herrera G, Yu F, Uchida L, Ichinose A, Sakaguchi M, Sunahara T, Buerano CC, Tadena FP, Orbita IB, Natividad FF, Morita K, 95, 1390-1395, The Journal of general virology, 10.1099/vir.0.061887-0

2014/02/, NS1' protein expression facilitates production of Japanese encephalitis virus in avian cells and embryonated chicken eggs, Takamatsu Y, Okamoto K, Dinh DT, Yu F, Hayasaka D, Uchida L, Nabeshima T, Buerano CC, Morita K., 95, 373-383, The Journal of general virology, 10.1099/vir.0.057968-0

2013/09/11, An approach for differentiating echovirus 30 and Japanese encephalitis virus infections in acute meningitis/encephalitis: a retrospective study of 103 cases in Vietnam, Takamatsu Y, Uchida L, Nga PT, Okamoto K, Nabeshima T, Thao DT, Hai do T, Tuyet NT, Duc HM, Luat le X, Hasebe F, Morita K, 10, 1-8, Virology journal, 10.1186/1743-422X-10-280

2013/09/, First isolation of dengue virus from the 2010 epidemic in Nepal, Pandey BD, Nabeshima T, Pandey K, Rajendra SP, Shah Y, Adhikari BR, Gupta G, Gautam I, Tun MM, Uchida R, Shrestha M, Kurane I, Morita K., 41, 3, 103-111, Tropical medicine and health, 10.2149/tmh.2012-17

研究室だより

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修士・卒業論文発表

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下記URLより更に詳しく研究室情報を確認できます。


http://www.rakuno.ac.jp/dep05/sec3/u3/unit.htm

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