環境法研究室

環境法研究室 気候変動、生物多様性保全等の地球環境問題については、多数国間条約の締約国会議等、外交交渉の場で基本方針を決定し、国際協力によって対処することが目指されています。しかし、グローバルな対応が効果を生むためには、各国が条約の目指す内容を国内で実施するための法政策を立案し、それぞれの地域で持続的に取組みを進めるための制度づくりが不可欠です。この観点からは、地域の生活と自然環境とのかかわりの歴史や、文化のようなソフトな「制度」にも注目されるようになっています。このような観点から、これまで、野幌森林公園の成り立ちや、人と森とのかかわりの歴史、公園管理上の諸問題、道内ラムサール登録湿地における保全管理の実状について、多様なステークホルダーの立場を比較しながら検討しました。バイオガスや風力発電などの再生可能エネルギー資源の開発についても、地域の自然環境や社会関係に着目しながら、持続可能な方法を検討することが重要です。このように、環境にかかわる法制度を、国際基準を参照しつつ、かつ、現場で学びながら多角的に検討することを目指しています。

研究者プロフィール

氏名 環境法研究室 とおいあきこ
遠井朗子
教授
担当科目 基礎演習 II 卒業論文 専門ゼミナールⅠ 専門ゼミナールⅢ 環境法各論 法学 国際関係とメディアコミュニケーションの科学 日本国憲法 専門ゼミナールⅡ 専門ゼミナールⅣ 環境法 国際法
プロフィール 2006年大阪大学法学研究科博士後期課程修了(法学博士)
その他(所属・受賞) 準備中

研究データ

氏名 環境法研究室 とおいあきこ
遠井朗子
教授
研究テーマ ①多数国間環境環境条約の遵守、②国際環境法における法原則(共通であるが差異ある責任原則)、②環境条約の国内実施(自然保全、生物多様性保全関連条約)、③環境と開発における先住民族の法的地位、④環境影響評価
研究実績 1.遠井朗子「生物多様性保全・自然保護条約の国内実施―ラムサール条約の国内実施を素材として」論究ジュリスト、第7号、48-54頁、2013年。
2.遠井朗子「名古屋議定書における先住民族の権利の位相」法律時報、第11月号、60-64頁、2013年。
3.遠井朗子「越境環境損害に関する国際的な責任制度の現状と課題ーカルタヘナ議定書「責任と救済に関する名古屋ークアラルンプール補足議定書」の評価を中心として」新世代法政策学研究、第14号、271-306頁、2012年。4.遠井朗子「バイオセイフティに関するカルタヘナ議定書 第5回締約国会合の成果と課題--「責任と救済に関する名古屋・クアラルンプール補足議定書」の採択を中心として」ジュリスト1417号、44-51頁、2011年。5.遠井朗子「カルタヘナ議定書「責任と救済」交渉の検討―予防的規制における費用負担という観点から」平成21年度世界各国の環境法性に係る比較法調査報告書(環境省委託研究)、2010年。
6. 遠井朗子「温暖化規制制度におけるCBDR原則」環境法政策学会誌、第11号、116-129頁、2008年。
7. 遠井朗子、「多数国間環境条約における不遵守手続」西井正弘編『地球環境条約-生成・展開と国内実施』有斐閣、407-439頁、2005年。

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修士・卒業論文発表

2015年度「バイオガス発電事業を地域活性化につなげるための社会的諸条件の検討ー道内先進事例の比較から」(渡邊朋史)、「現代におけるものづくりをする女性たちーオーラルヒストリーの手法を用いて」(須藤幹子)、「アイヌ刺繍タペストリーを製作して(卒業制作)」(今川遥)
2014年度「アイヌと鳥の関係~アイヌ文化における鳥の位置付け」(黒澤大)、「野鳥に悪影響を与えるレクリエーション利用者への対応方法の検討ー道立野幌森林公園における撮影者の事例を中心として」(田渕英幸)、「大沼におけるワイズユースのあり方について~ラムサール条約登録を契機とした地域における合意形成の現状」(門脇実)
2013年度、「北海道における里山保全にあり方」(原光)、「石狩川におけるヤツメウナギ漁~流域における人々の暮らしからみる河川との関係」(渡邊慎也)

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