土壌環境学研究室

土壌環境学研究室 人間活動の直接的および間接的影響によって,物質循環は大きく異なり変化しつつあります。本研究室では,土壌を中心とした物質循環プロセスを研究対象としています。具体的には,土壌やふん尿処理過程から発生する温室効果ガスの動態や,土壌中の養分の挙動について研究を行っています。

研究者プロフィール

氏名 土壌環境学研究室 さわもとたくじ
澤本卓治
教授
担当科目 土壌学,土壌肥沃度論,分析化学,健土健民入門実習,循環型農業論,食の安全・安心の科学,環境衛生学,専門ゼミナール(Ⅰ~Ⅳ),卒業論文
プロフィール 出身地・出身高校・出身大学:札幌市・札幌南高校・北海道大学
最終学歴:北海道大学大学院農学研究科 博士(農学)
その他(所属・受賞) 所属学会:
日本土壌肥料学会,土壌物理学会,ペドロジー学会,環境科学会,北海道畜産草地学会,日本畜産学会

学会賞の受賞:
1)SSPN Award(日本土壌肥料学会 欧文誌 論文賞)
2)第27回 日本土壌肥料学会奨励賞(2009年4月)
3)第8回 日本農学進歩賞(2009年11月)

研究データ

氏名 土壌環境学研究室 さわもとたくじ
澤本卓治
教授
研究テーマ 土壌を中心とした物質循環を研究対象としている。具体的には,土壌やふん尿処理過程から発生する温室効果ガスの動態や,土壌中の養分の挙動について研究を実施している。
研究実績 詳細については,本学の教員検索(教員総覧)(http://souran.rakuno.ac.jp/search/index.html),もしくは,国立研究開発法人科学技術振興機構が提供する「researchmap」(http://researchmap.jp/)をご覧ください。

[学術論文(全て査読あり)] (下記以外に36、計39)
1) Sawamoto T, Nakamura M, Nekomoto K, Hoshiba S, Minato K, Nakayama M, and Osada T 2016: The cumulative methane production from dairy cattle slurry can be explained by its volatile solid, temperature and length of storage. Animal Science Journal, 87(6), 827-834, doi: 10.1111/asj.12495 (2016(平成28)年6月発行,学術雑誌)

2) Louro A, Sawamoto T, Chadwick D, Pezzolla D, Bol R, Baez D, Cardenas L 2013: Effect of slurry and ammonium nitrate application on greenhouse gas fluxes of a grassland soil under atypical South West England weather conditions. Agriculture, Ecosystems & Environment, 181, 1-11, doi: 10.1016/j.agee.2013.09.005 (2013(平成25)年12月発行,学術雑誌)

3) Pezzolla, D., Bol, R., Gigliotti, G., Sawamoto, T., López, A. L., Cardenas, L. and Chadwick, D. 2012: Greenhouse gas (GHG) emissions from soils amended with digestate derived from anaerobic treatment of food waste. Rapid Commun. Mass Spectrom., 26(20), 2422–2430, doi: 10.1002/rcm.6362 (2012(平成24)年10月発行,学術雑誌)


[著書] (下記以外に4、計6)
1) 澤本卓治 2014: 「一酸化二窒素」「温室効果ガス」「温暖化」「窒素酸化物」「土壌呼吸」の解説,土の百科事典編集委員会編,土の百科事典,丸善出版,ISBN 978-4-621-08584-4,p.240, 259-260, 260-261, 383, 420-421,2014(平成26)年1月31日発行

2) 澤本卓治 2010: 「第6章第2節.耕地の肥培管理に由来する環境問題」,日本土壌肥料学会北海道支部編,北農研究シリーズXIII 北海道農業と土壌肥料2010,財団法人 北農会,ISBN 978-4-939021-03-9,p.148-151,2010(平成22)年9月1日発行


[その他の学術論文等(全て査読なし)] (下記以外に28、計31)
1) 澤本卓治・原田大二郎・松中照夫2013:消化液・堆肥・化学肥料の長期連用草地における土壌物理化学性-開始6年目までの土壌有効態リンと交換性陽イオン濃度-, 酪農学園大学紀要 自然科学編, 38(1), 11–21, http://hdl.handle.net/10659/3377(2013(平成25)年10月発行,大学・研究機関紀要)

2) 澤本卓治・青木理有・松中照夫2011:消化液・堆肥・化学肥料の長期連用草地における土壌物理化学性-開始6年目までの結果-, 酪農学園大学紀要 自然科学編, 36(1), 1–15, http://hdl.handle.net/10659/2471(2011(平成23)年10月発行,大学・研究機関紀要)

3) 澤本卓治・秋山博子 2011:セミナー室 土壌圏における窒素循環と微生物–N2Oの動態を中心として 2. 農耕地土壌起源のN2O排出量算定方法, 化学と生物, 49 (6), 415–419, https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/49/6/49_415/_pdf (2011(平成23)年6月発行,学術雑誌)


[口頭発表(ポスター発表含む)] (下記以外に127、計130)
1) 澤本卓治・小野耀仁・辻隆幸・馬淵孝治:土壌へのセメント混入が作物生育・収量に与える影響―ダイズ、コムギ、水稲のポット栽培試験による検討―,日本土壌肥料学会北海道支部2016年度秋季大会,北海道帯広市 とかちプラザ,2016(平成28)年11月29日

2) 澤本卓治・坂上崇・義平大樹・阿江教治:乳牛ふん尿メタン発酵消化液、堆肥、化学肥料連用草地における土壌理化学性 その4 pH(NaF)を用いた一次鉱物破壊による非交換性K吸収の検討,日本土壌肥料学会2015年度大会,京都府京都市 京都大学吉田キャンパス,2015(平成27)年9月9日

3) 原田大二郎・澤本卓治・義平大樹・松中照夫:乳牛ふん尿メタン発酵消化液、堆肥、化学肥料連用草地における土壌理化学性 その3 交換性Kの経年変化とK収支の関係,日本土壌肥料学会2013年度大会,愛知県名古屋市 名古屋大学東山キャンパス,2013(平成25)年9月13日

研究室だより

2003年4月より担当教員(澤本)が着任しました。2004年4月から研究室名称を「土壌環境学」(旧土壌水質化学)に変更しました。2017年5月現在,4年生8名,3年生7名が所属しています。
ゼミ生全員参加の演習では,農業・食料・環境問題を中心とした広い視点から時事問題を取り上げ,それらについての調査・発表・質疑応答を通してプレゼンややディスカッション技法の向上もめざしています。
ゼミ内有志にて土壌断面調査実習および酪農・畜産農家等の見学を実施してきました。これまで,北海道静内町(2003,2005年),京都府京丹後市(2004年),北海道中標津町(2005年),大分県中津市(2006年),北海道倶知安町(2007年),沖縄県石垣市(2008年),宮崎県宮崎市・高原町(2009年),北海道新ひだか町(2010,2012,2013,2015年),北海道北斗市・森町(2010年),沖縄県北大東村(2012年),岩手県軽米町・滝沢市(2014年),北海道北斗市(2016年)を訪問しました。
2004年3月から2017年3月まで,66名が卒業(含短大)しました。卒業直後の進路ですが,農業関係(自営(酪農,水稲、畑作、果樹等),農業関係法人(酪農,馬,養豚,食品製造,製糖,園芸等),酪農ヘルパー,肥料・資材,農協,農協分析センター,農業改良普及員)に38名,非農業関係(検査業務,観光,コンピュータ,銀行,金融,外食,食品販売,自動車,不動産,その他)に23名,進学(大学院,学部,留学)5名となっております。

写真で見る研究室

土壌環境学研究室

土壌環境学研究室

土壌環境学研究室

土壌環境学研究室

土壌環境学研究室

土壌環境学研究室

修士・卒業論文発表

2016年度卒業論文
1) 馬淵孝治;土壌へのセメント添加による水稲栽培への影響-ポット実験を用いた生育・収量調査-
2) 國田明莉;消化液・堆肥・化学肥料の長期連用草地における土壌物理・化学性-開始11年目までの結果-
3) 青柳隆弘;牧草の一次鉱物破壊によるカリウム吸収の可能性-カリウム施肥処理した牧草のカリウムとケイ酸吸収からの考察-
4) 崎田はるか・湯野恒士;江別市内における家庭菜園の実態調査-土壌の物理性・化学性の簡易測定-
5) 湯野恒士・崎田はるか;江別市における家庭菜園の実態調査-土壌測定とアンケート調査の結果から見えてくるもの-

2015年度卒業論文
1) 辻 隆幸;土壌へのセメント添加による小麦栽培への影響-ポット実験を用いた生育・収量調査-
2) 新井 祝;牧草の一次鉱物破壊によるカリウム吸収の可能性-カリウム施肥処理をした牧草のケイ酸吸収による検討-(前年度からの継続課題)

2014年度卒業論文
1) 小野耀仁;土壌へのセメント添加による大豆栽培への影響-ポット実験を用いた生育・収量調査-
2) 関川知洋;牧草の一次鉱物破壊によるカリウム吸収の可能性-カリウム施肥処理をした牧草のケイ酸吸収による検討-

2013年度卒業論文
 選択者なし

2012年度卒業論文
1) 原田大二郎;消化液・堆肥・化学肥料の長期連用草地における土壌化学性
-開始6年目までのリンと交換性塩基-

2011年度卒業論文
 選択者なし(担当教員が留学で不在のため)

2010年度卒業論文
1) 中村恵;乳牛スラリーからのメタン・二酸化炭素発生-培養実験による温度・有機物含量の影響評価-
2) 青木理有;消化液・堆肥・化学肥料の長期連用草地における土壌化学性-開始6年目までの結果-

2009年度卒業論文
 選択者なし

2008年度卒業論文
 選択者なし

2007年度卒業論文
1) 水上朋美;消化液・堆肥・化学肥料の長期連用試験草地における開始3年後の土壌化学性
2) 鈴木英里香;スラリー貯留槽からの環境負荷ガス発生

2006年度卒業論文
1) 井上徳子;消化液・堆肥・化学肥料の長期連用圃場における初年度の土壌化学性-特に、全炭素窒素、陽イオン交換容量、交換性塩基について-
2) 北畑小百合;家畜ふん尿処理施設からの環境負荷ガス発生

2005年度卒業論文
1) 岡部彰洋;消化液・堆肥・化学肥料の長期連用圃場における初年度の土壌物理性
2) 斉藤忠義;消化液・堆肥・化学肥料の長期連用圃場における初年度の土壌化学性

2004年度卒業論文
1) 阿部琴美;チモシー草地からの温室効果ガス(N2O・CH4)排出モニタリング-バイオガスプラント消化液と化学肥料施与の違い-

2003年度卒業論文
1) 高嶋治子;排水中から排出されるN2O量を推定したIPCCの排出係数は適切か?-係数を定めた際に引用された文献の再検討-
2) 西田拓生;バイオガスプラント消化液を施用したライシメータ排水中に溶存するN2O

下記URLより更に詳しく研究室情報を確認できます。


外部サイトの立ち上げは行なっておりません。

このページのTOPへ戻る